職員を自殺に追い込んだパワハラで連日ネガティブ報道されていた斉藤元彦さんですが、YouTubeを中心に斉藤さんは嵌められていたのではないかという見方が強まっていました。何が真実なのか、ネットで言われている事をまとめてみました。
斉藤元彦(元兵庫県知事)の真実はなに?
事の発端は、NHK党代表立花氏が念入りな調査の上で得た情報を告発したことでした。
よって立花さんの発言から真相を見ていきます。
10月19日に、「NHK党は兵庫県知事選に誰か出馬するのですか」という記者からの質問に、立花氏は「1人出します」と回答。その話の延長線で、
ということで、斉藤さんの事実関係をかなり調べていると述べ、今後は斉藤さんに関する情報を良いも悪いも全て公表して、あくまで兵庫県民の人々に判断してもらう方向性としました。
さらに、
今まで兵庫県の各首長(トップの人たち)は自分の特権を使って予算を編成していたから、本当に必要なところにお金が回っていたのか不確かであると述べます。
そして、斉藤さんはこれに切り込んでいたそう。
誰だって利益でたら嬉しいから、それがもらえなくなったら怒るよね
でも、ゼネコン・県職員と比較して本当に困っている人にお金が回っているのかと問われると、今予算を割くべきはそこ(庁舎)じゃないという斉藤さんの判断は正しいのではないでしょうか。
よってNHK党は各首長が自身の予算編成権をある種取り上げて、本当に必要なところに使っているのか実力が問われる時代になってくる狭間であると言っていました。
斉藤元彦のパワハラ・キックバックの証拠なし
立花氏は徳永弁護士のツイートを例にあげつつ、パワハラなど証拠も未だに出てこないことから、斉藤さんはメディアに煽られただけの人、トーク力がないがために勘違いされてしまった人と結論付けました。
百条委員会であそこまで言われたらもはや何を言っても叩かれそうで怖いもんね
結局、噂話を集めて作った嘘話。おねだりはないわ、パワハラの被害者はいないわ、キックバック寄付はないわ、公益通報すらないわ。みんな居丈高にふんぞり返って公開リンチの魔女裁判。俺たちは何を見せられたんだろうか。弱いものイジメの場面をテレビで延々と見せつけられたんだ。大人の虐めだ。 https://t.co/el5iSxaIwc
— 弁護士 徳永信一 (@tokushinchannel) September 26, 2024
そしてテレビや新聞報道のバックにいるのは既得者(県議や企業等)ではないかと考えるのが妥当とのこと。
自分たちにお金をくれない知事はいらないって?
これが真実なら、やはり前回の記事で書いた通り、斉藤さんを退職に追い込んだ議会の責任はどこにあるのでしょうか。
亡くなった県民局長のPCに新情報が発覚
結局、立花氏本人が兵庫県知事選に立候補することになった発表と同時に、亡くなった県民局長が仕事のPCにプライベート(不倫)の情報を残していたことが発覚。
これを百条委員会や弁護士はプライベートのことだから関係なしと判断したわけですが、仕事のPCはその人のPCではなく会社(ここでは兵庫県)のPCですから、プライベートで使っていたとみなされる今回の件は懲罰の対象になります。
なので開示しないにしても把握はしておくべきですよね、というのが立花氏の意見でした。
確かに、内部告発といえば聞こえはいいですが、恨み節である可能性もあります。
内部告発をいいように利用しないでほしいね
奥谷さんの嘘
百条委員会で一躍注目を浴びた奥谷さんがYouTubeチャンネル「リハック」に出演し、そこでの発言が物議を醸しました。
百条委員会は公益通報の内容を申請したら見れるが「それはしない」と述べ、インタビュアーの高橋さんがなぜですかと問うと、「百条委員会は告発文書に対して議論する場だから」とのこと。さらに、国民局長の私的文書は確認しないんですかと突っ込むと、これも「百条委員会の論外だから自分も内容は知らない」と述べました。
高橋さんがどの方向からつついても、県民局長のプライバシーの内容は知らないし斉藤知事の様々な疑惑を明かす材料として今後も知る必要がないと言い切っていたのが印象的でした。
しかし、後日立花氏により、片山副知事が奥谷氏に県民局長のPCの中身を説明しそれを奥谷氏が聞いている音声データが流出し、中身を知らないと言っていた奥谷さんの嘘がバレることになりました。
自殺した兵庫県職員の
— タラリコ(Remix) (@tararico99) November 3, 2024
PCから10年間で10人の
女性と不倫した履歴が
発掘された事実を
百条委員会で揉み消したのに
後日リハックでスッとぼけて
自殺の原因を斎藤知事の
パワハラにすり替えた
奥谷君元気してるかな
pic.twitter.com/RwH46PqVy8
リハックでの出演を最後に、公にて何も説明がないまま雲隠れしています。
情報を操作するテレビ局
さらに、立候補者達の生放送においてテレビ側から立花氏だけはVTR出演で(都合の悪いところはカットできるので)お願いしますと検閲とも言われかねないことが起こりました。
元県民局長サイドのプライバシー保護のためと理由を述べていましたが、一般の人からは
など声が上がり、テレビは全ての真実を話さないとさらに不信感を増す結果となってしまいました。
再選の可能性はどのくらいあった?
兵庫県知事選の投開票は11月17日(日)でした。
斉藤元彦さんは元市長の稲盛和美氏と僅差で争っていました。
これについて世論からは、
新情報が明るみに出て、世論の疑心暗鬼が斉藤さんからメディアや議会に向いているようです。
結果、兵庫県知事選の選挙率は過去最高の50%以上となり、ネットの力が大きいことを証明した歴史的な日になりました。
斎藤知事のこれから
斎藤さんが再選したからには、やはりこれから注目すべきは利権との戦いではないでしょうか。
今回を機に、兵庫県は利権が渦巻くドス黒い県だと広まってしまいましたので、
ゼネコンや労働組合と、庁舎建て替えの話はどうなるのか、港湾についてなどなど、
これからも斎藤さんのニュースからは目が離せません。
まとめ
以上、【再選】斉藤元彦知事の真実はなんだった?斎藤知事のこれから、でした。
まとめると、
- NHK党代表立花氏による告発で、斎藤さんに向けられた世間の目が一変
- 副知事の音声証拠で、奥谷さんの嘘とメディアの偏向報道が露呈された
- 結果、ネットを見て直接斎藤さんの声を聞いた県民が動いた
でした。
今回の騒動で、いかにテレビが自分たちに都合の悪いことを隠してきたのかがわかり、私自身もネットの力を大きく感じる出来事でした。
最後までご覧いただきありがとうございます。
斎藤知事に今まで何があったのかを復習したい方はこちらの記事をどうぞ。